子育てと仕事と家事と…

3足のわらじを果敢に履きこなそうとする日々の記録

仕事と人生

去年の冬から契約していた翻訳会社からの仕事が途切れた。
原因は小さなミスを2回した、今月中は休ませてほしい、と申し出たこと。なのか?
単価はよかったけど、依頼から納品までが短くて対応するために必死だった。

良かったことは、勉強会に呼んでいただいたり
翻訳ソフトを導入する機会を得て、翻訳ソフトのメリットを経験できたこと。
世界的有名企業の案件を継続的に引き受けていて、最先端技術に触れることができた。そして、単価が良かった。

仕事が来なくなり、プッシュしてみるべきか迷いも生まれたけど。
偉そうなこと言うと、去る者追わず。
やっぱり依頼からの即日納品に対応する余裕がなかったなんだよね・・・。
そのスピード感で高品質を維持し続ける余裕がなかった。

そう「余裕がなかった」んだよね。結論。

頑張って対応していたときは、品質について指摘を受けたことなかったし
ネイティブチェックも高評価だったけど。
いろいろ業務が重なったり、子供の進級とかプライベートであたらしい習慣
がでてきたタイミングで2回ミスして。思い切ってその月は休ませてくれ、
と伝えた結果の今。結局、会社にとって代わりの翻訳者はいくらでもいる、という
事なんだろう。

少し落ち込んだ気持ちにもなった、と同時に
即日納品に対応するの辛かったな~頑張ってきたな~と思った。

フリーランスだと浮き沈みがある。反省すべきところはしっかり見直しつつも、
こういう事態に一喜一憂ばかりはしていられない。

だなんて、前向きに進もうとしていた矢先に翻訳スカウトをいただいて
トライアルを受けたら合格した。ありがたい。今月末から新規会社との仕事が始まる。
捨てる神あれば拾う神あり、のようなことなのか。本当にありがたい。

結局、翻訳の品質維持にはある一定の時間が絶対に必要なんだ。ということ。

だから即日納品に対応するにしても、それ相応の時間が必要だったけど
時間がなかったからチェックに十分時間をかけられず、
起きるべきして起きた結果だったんだろう。

正直なところ、とても良い会社だったし(単価はすこぶる良かったし)
長くお付き合いできたらなぁ・・・って気はするのだけど。
まぁ、しょうがない。次!って気持ち。

そんな浮き沈みある翻訳事情でも、とある3社とは
すでに7~8年のお付き合い。ありがたい。

仕事をできる時間は限られているから、
選択・集中を意識しているけれど、精度管理をもう少し見直そうと思った。

これとは別に、働き方について改めて考える出来事になった。

フリーランスとして心地よく:育児と仕事のバランスを自分が望むように
やれているとは思う。さらに我が家の場合は会社員の夫がいて、
フリーランスには絶対つきものの「収益の波」が家族に良からぬ影響を与えるというリスクが少ない。だからこそ、はい次!っていう気持ちでいられるんだと思う。
これまた、ありがたい。

だって、うちの夫は先日まで鬱治療中だったし。そのころにこの出来事が
起きていたら、結構つらい気持ちになっていたはずだ。今後だって、
いつ何が起きるかは分からないからね。だから、フリーランス、自由人ですー
っていう風にも思っていなくて。いつも自分の仕事と人生について案じていたりする。

今後、子供たちが無事小学生を卒業するまではフリーの翻訳と管理栄養士で
在宅中心の働き方がいいな、とは思っている。
でも卒業したら、外で教える時間を増やしたい。

って、思っているんだな。やっぱり。

だから、英語と栄養をもっともっと極めて人に還元できるようになることが
いまの目指すべきところなんだろう。

こんなことをウダウダ考えていたら、池田紀行さんに辿りつき(フリーランスをやめて起業した人?)、#いつか撲滅運動 っていいな、と思うところです。