パラサイト半地下家族
忙しい日々の山をようやく乗り越え、ホッと一息ついた日曜日。
パルムドールが気になっていて、韓国映画を観に近所のシアターへ。
韓国ドラマにはまる義母が観ていたドラマが面白かったっけ、って記憶
ぐらいしか韓国の映像関係に関心がなかったのだけど。時間帯とパルムドールに
惹かれた映画を見に行って正解だった。
半地下の臭いが漂ってきそうな、そんな場面から始まって
気が付いたら頃にはあっという間に映画のペースに飲み込まれていた。
衝撃的な展開と、緻密に練られたストーリー。
格差というテーマは日本にも当てはまる。
同じ時代を生きる2つの家族がどんどん絡み合い、恐ろしい結末を迎えた
ときには息をのんだ。
そして、最後のシーン。
叶わない敵わない現実と向き合って、父を想う息子の姿。
絶対的な格差。人は生れてくる場所を選べない。
この場所で、どうやって最大限の幸せを実現させていくのか?
いろいろな課題が胸に残った。
抗えない現実に向き合い続けるしかないのか。
そこに立ち向かう武器はなんなのか。
人は皆つながっている。
誰かの死は自分とは無関係な死ではない。
自分は何ができるのか?
ミスチルの深海(アルバム)が頭の中でリフレイン。
来月はFUKUSHIMA50を観たい。