子育てと仕事と家事と…

3足のわらじを果敢に履きこなそうとする日々の記録

衝撃と感動を受けて生きる気持ちに影響受けた

私の大好きなTV番組は数少ない。その中でも絶対に見逃したくない!!録画して何度も
観たい!!っていうのが「家、ついて行っていいですか?」だ。
すごーい好き。

もしこの番組にやらせ報道でたら、心底悲しい。
スタッフの努力により成り立っているのだと信じている。

先日のスペシャルで、オナマシイノマーさんの内縁の妻?が出ていて
イノマーさんとの思い出、闘病、死について語っていた。
亡くなる2か月前のライブの様子は本当に衝撃を受けた。
生きるって、命を完全燃焼するって、こういう姿なんだろうな
って映像を観ながら前のめりになった。

そもそも、オナマシを全く知らなくて、イノマーさんという人間も全く知らなくて、
ヤフーニュースでイノマーさんという人が亡くなった、ということのみ知っていた。
そのニュースを見た時「年齢の割にものすごく若いな!」って思っただけだった。

それがこんな形で、番組で生き様を知って、オナマシのこともイノマーさんという
人のことも相変わらず知らないし、興味がないのだけど。
人が生き抜く、って生き様をみた瞬間に衝撃がはしった。

私自身、生死をさまよい、あと3日の命だったところから帰還して
現在に至っている。人がだんだんと死にゆく過程を体験して、
これほどにつらい事はない、って知った。
何が辛いか、って自分自身の体のことはもちろんなんだけど、
支えてくれる家族や友人、恋人に対して申し訳なさや、もう
何もできなくなるのかもしれない、という現実に向き合って
受け入れることだった。

どんな形であれ死に直面したことがあると、
人はなぜ生きるのか?生きている今をどのように生きるのか?
という問いをいつも持ち続けることになるかもしれない。

コロナの今、明日は我が身と思って行動力が抜群にアップしているのも、
限られた命であることをあたらめて感じて、1日1日を真剣に
悔いのないように生きたいからだ。

イノマーさんに続いて、もうひとつ衝撃をうけた事。
それは、佐伯チズさんの病気の公表とその動画だ。

佐伯チズさんのことは、昔の会社の先輩が大好きだったから
存在は知っていた、って程度だけ。でも、いくつのなっても
「健康で美しく」ということを体現していて、素晴らしいなと思っていた。

そんな佐伯さんが動画で語っていたことが胸に刺さった。
人一倍「健康」でいるために努力して、多くのひとに希望を与えたであろう佐伯さん。
それなのに、神様ってやつはとてつもない試練をお与えになるんだね。

徐々に体が思うように動かなくなるなんて、何という試練だ。
動画で佐伯さんが「申し訳ない」と語っている姿には本当に胸を打たれた。

人はなぜ、病気になるんだろう?

病気を経て、健康を取り戻し、現在は健康について考えて教授する立場になった私。
健康とは何か?健康でいるために必要なことは何か?
管理栄養士なので、主に食事や食行動に関することを教えているが、
「明るく、前向きに」生きてきたであろう佐伯さんを蝕んだものは何なのか?

私が病気になったのは、なぜなのか?そして今健康を取り戻したのは?

コロナ世界的流行して、欧米では猛威を振るっている。
「Stay at Home」というキーワードが多くの動画で拡散されている。
日本のような状況とはまるで違う。

世界がコロナに立ち向かうなか、生きることについて
改めて考えている。