子育てと仕事と家事と…

3足のわらじを果敢に履きこなそうとする日々の記録

全てのことがありがたい

昨日は栄養セミナーでした。対象者は知的障害や精神障害をお持ちの30~40代の
男女15名とその保護者の方。

実はこの仕事、管理栄養士になる前から依頼を受けていたもので、無事試験にも合格し晴れて管理栄養士として仕事をさせていただけることになった(もしかしたら栄養士でもOKだったかもしれないけど、とにかく受かっててよかった)。

対象者が障害をお持ちの方々、特に身体ではなく知的障害や精神障害をお持ちの方々だとどんな内容なら伝わるのか?全然わからず手探り状態。仕事で関わるいろいろな方にアドバイスをいただき、3色食品群や料理カード、おやつの並び替えなどワークを取り入れつつ、飽きずに90分取り組めるよう工夫を凝らした。

実は今回の依頼は精神保健福祉士である私の妹の夫からで、身内仕事だった。だからこそ、ぜーったいに悪い仕事はできないというプレッシャーがあったことが、講師の仕事とは大きく違っていた。

講師業のほうは、全責任を一人で背負うプレッシャーはあるものの、15回も講義があるから改善しながら授業を進められる。でも今回の栄養セミナーは1回やり切りで、妹の夫の顔に泥塗るような仕事はできない、と強く感じていた。

ところが毎度のことながら、日々育児や仕事に追われていて、このセミナーのために準備を始められたのは当日2週間前。講義計画書をエクセルで作成を3時間、スライド作成に何十時間かかけて、何度も見直し完成した。

妹の夫、彼の職場の方、参加者の皆さんに大満足いただけるセミナーとなった。
私にとっては経験のない対象者で、難しいなぁと感じることも多かったけど、すごく良い勉強になった。仕事についてくるもの拒まずでのちのち大きな苦労をすることもある私ですが、それでいいんだ!と思った日でした。もちろん、自分の専門性をしっかり見極めないと依頼者に迷惑がかかることもないとは言えないけど、、、だいたいの仕事は受ける。それがモットーなのかも。(でもさすがに金融系の翻訳は無理、ってわかったから今後はいくら単価良くても受けないことは決めた)

全てのことがありがたい。

最後におまけ的に書いておくと、ランチに食べたVOVOというカレー屋さんのカレーが超絶美味しくてバカ食いレベル。感動が抑えきれずにお会計のとき「すっっごい美味しかったです!!!」と元気に言いすぎて、店員さんがビビッて笑ってた。

私、初めての海外でインドに行ってめっちゃうまいカレーばかり2週間食べていたことがあったから。美味いっていったって、しょせんカレーだろー?みたいななめかかった気持ちで食べ始めたから、卒倒。美味すぎて。写真なんか取ってられない。食べるのに夢中で。女子がカレー大盛なんて…思ってたけど、大盛なんて余裕で完食できる。
今すぐまたカレーが食べたい。