子育てと仕事と家事と…

3足のわらじを果敢に履きこなそうとする日々の記録

現実を受け入れて前を見るしかない

新型コロナウイルスで世界中のすべての人が恐怖を抱き、たくさんの人が亡くなり、
明日は我が身、と心底感じている。

毎日心が落ち着かない。いつもいつも、新しい情報がアップデートされているんじゃないかとケータイばかり見てしまう。

関東でも1日の感染者数が爆発的に増えていて、もはや都市部封鎖は免れないんじゃないか、って勢いだし。おそらく小学校の新学期も、先延ばしになるんではないか。

毎日が不安で、落ち着かないからなかなか集中できない。
いまだにコロナが拡大していることも、もはや年明けの頃のあたりまえの日常には
簡単には戻らない、ってことも現実として受け止めなきゃいけない。
世界は変わってしまった。

日本はこれから更に正念場を迎えていくことになるのだろう。
受け止めがたい現実を受け入れて、前に進むしかない。

この心境、SLEである診断がつかずに、徐々に体調が悪化していくなか
病院のベッドで、ただひたすら天井を見つめて過ごした18年前の気持ちに似ている。
それこそ幸い、この現状でも健康に過ごすことができているのだけど。
「不安」が心を不健康にしていくんだね。これ以上、不安な気持ちに侵食されないように、心を引き締めて、気持ちを切り替えて、現実を受け入れて、戦うしかない。
戦う、といっても。自分自身が「かからない・うつさない」っていう生活を
ひたすら続けていくしかない。

SLEと認定されてから、初めて使える薬があり、そこから徐々に回復へと向かった過去。6か月の闘病生活の寝たきり、記憶がなく、人工呼吸器をつけていた。
毎日が、真っ暗闇の中にいた。

なんで?どうして私が?という気持ちだった。涙もでなくなっていた。

いま世界を襲うコロナウイルスも、感染して苦しんでいる人、大切な人を亡くした人、
感染リスクがあっても、人々のために働く病院関係者、保育関係者、介護関係者、学校関係者。本当に、恐怖に直面しながら日々を、1日1日を生きている。

現実を受け入れることができていなくて、いつも
「夢であってくれ」と不安ばかりだったけど。

明後日からはもう4月。新しい年度が始まろうといている。

現実を受け入れて、前を見るしかない。